「父さんは育休中」日本海新聞手鏡9月

こんばんは、田中です。

本日の日本海新聞のコラム「手鏡」欄に、妻の書いた記事が掲載されているようです。

ペンネーム「さまよわない人」で、月一掲載されています。

日本海新聞の届かない人にも、こちらでお届け。

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☆手鏡9月原稿「父さんは育休中」 

さまよわない人(田中愛子)




息子が生まれてから育児休暇を取得している。夫が、である。

私も仕事はやめているので、夫婦ふたりでの育児中である。

それというのも、子どもができたとわかったとき夫婦で話し合い、365日子どもを観察(という言い方がいいのかは別として)し子どもと向き合って暮らしてみようと決めたから。

夫の職場は忙しく、育児休暇なんて望めないのではないか?それも一年なんて…と思ったのだが、太っ腹にも取らせてくださることになった。

夫は息子が生まれて入院中から毎日来ては、おむつ替えやミルクを飲ませたりと、さっそく育児をはじめた。

退院後は、授乳以外のほとんどを夫が担当。赤ちゃんの昼夜関係ない生活に付き合う夫は朦朧とするほど眠かったらしい。

一度など深夜に眠い目をこすりながらおむつ替えしているときに、勢いよく飛んだウンチが足にかかり「一気に目が覚めた」ということも。

息子がなかなか寝ないときには、コンサート気分で子守唄を何曲も歌って寝かしつけてくれたりもした。
洗濯して乾いた布おむつをたたみながら「今日はこれだけ替えた」と誇らしげにしていることもあった。

夫の育休はあと10ヶ月。かけがえのないこの時間をふたりで充分に楽しみたいと思う。

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