「ウンコ食ってろ!」でおなじみの?ニュースサイト編集者、中川淳一郎さんの本、「ウェブはバカと暇人のもの」を読みました(読んだのはけっこう前です)。
他人を「死ね」「ゴミ」「クズ」と罵倒しまくる人や、
「通報しますた」と揚げ足取りばかりする人、
アイドルの他愛もないブログへの「絶賛キャーキャーコメント」、
ミクシィの「今日のランチはカルボナーラ」みたいなどうでもいい書き込み。
仕事上ヘビーなネットユーザでもある著者が、「頭の良い人」ではなく、「普通の人」「バカ」がインターネットをどう利用しているのか?リアルな現実を、現場の視点から書いています。
2014年に出版された本なので、本の中であげられている事例は古いですが、ネットを見ていると今でも通じる内容だと思います。
というか、当時ネットを騒がせた問題だったとして、今そのことを覚えている人がどれくらいいるでしょうか?騒いでも、すぐ忘れられるようなこが多いですよね。要するにそういうことだと思うんです。
あげられている例は、最初は、こんな人いるんだとかおもしろいかったんですが、だんだん疲れてきました。
中川さんは、「ネットに過度な幻想を持つのはやめよう」と言っています。
企業は、ネットはあくまでも告知スペースおだあり、ネットユーザーの嗜好に合わせたB級なことをやる場である、とだけ考えることでようやく人々から見てもらえる。
一般の人は、ネットはただ単にとんでもなく便利なツールであり、暇つぶしの場である、とだけ考えることでネットと幸せなつきあい方ができるようになる。 ネットにたいして余計な下心を持ってはいけない。
僕もけっこうスマホを見る時間が増えている気がするんですが、過度な期待は持たず、有意義に使いたいものだと思いました。
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