あなたにも知ってほしい?〜帝王切開の世界〜①


娘が生まれて今日で1ヶ月が経ちました。そして今日は奇しくも我々田中の結婚記念日!

丸8年が経ちました。
末広がりに楽しくやってけたらと思います。

さて、今日はもう1ヶ月前ですが今回の出産を振り返ってみたいと思います。

お産といえば、自然分娩で、「お腹が痛い!破水!」「ヒーッヒーッフーッ(古い)」「ギャーっ!生まれたよ!おめでとう〜」的ないわゆる普通の出産をイメージする人がほとんどでしょう。

そしてそのようなお産のほうがほとんどだと思います。

私は一人目は緊急帝王切開、二人目は予定帝王切開での出産でした。

一人目はまったく予想外の出来事だったので、帝王切開への知識もゼロで、ただだ、た「え?なにこれ?まじで?まじで?」状態でした。

なのでお産控えてるそこの奥さん、ご家族のみなさん、あとは暇な人、ぜひちょろっと暇つぶしにでも読んでみて「ふーん」くらいに思ってほしいのです。

なんか帝王切開の人は出産として語ることがない!
ほんとは前もって聞いておきたかったし、もっとみんな話していいはずと思うのです。大変には違いないのだから。

◇◇◇◇◇◇◇◇

予定帝王切開の場合は38週くらいで手術となることが多いそう。
私の場合は、切迫早産ぎみだったので早く出そうということで37週と1日での誕生でした。

まず前日。
夜10時以降から絶飲食開始。
もちろん水もだめです。

翌朝は朝から点滴三昧。
張り止めの点滴も付けたままだったので、管だらけであります。

点滴後も剃毛されたり再び点滴されたりとわりと忙しかったです。
看護師さんたち出会うたびに「いよいよだね!田中さんがんばってね!」と声をかけてくれる。

そして迎えた3時頃。
「そろそろ行きましょう!」
相変わらず点滴をピッピッ鳴らしながらの手術室への移動。

入ると看護師さんたちが和気あいあいと手術着に着替えていた。
じゃあここに横になりましょ〜、と手術台の上へ…。

そして全裸になり、布のようなものをかけられる。

指先には酸素を図る機械を挟まれ、足には血栓予防のポンプがはめられ、シュコーシュコーと鳴っている…。

高まる緊張。
なんか…なんか…やっぱり怖い〜〜!

なにがって、ここにいる人はすべて私から赤ちゃんを取り出すために集合してくれてて、颯爽と準備してくれているのだが、当たり前だけどこれから痛い思いをするのは私だけ…。

この本人との温度差が恐ろしい。
逃げ出したくなる。

そして先生登場〜。
これからいよいよ麻酔です。

続きます。


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