育休を取るまでの話(妻との話・会社との話)。

こんばんは、田中です。

夏の高校野球、終わっちゃいましたね。
埼玉県の高校が優勝したのは初めてなんですね。
初めて知りました。

ちなみに、僕は母が埼玉出身で、妻もおばさんが埼玉にいます。
つながりのある県の高校が勝つとちょっとうれしい、気がします。

※今日も高校野球の話で始まりましたが、ちゃんと育児もしてますよ。

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さて、いろんな意見はあるでしょうが、育児休業のこともできるだけ書いていきたいと思います。

※僕自身としては、「男性の育休取得率を上げたい!」などと思っているわけではありません。

そもそも、育児に興味のない男性もいるでしょう。
いや、ほんとは、興味がないとか言ってたらいけない問題だとは思いますが、そういう人に無理やり参加させるとよくないことが起きそうですし。 割り切って分業するとか、やり方・考え方はそれぞれでいいと思ってます。

ただ、取りたいのに取れないって人は多いのかもしれませんね。

そういう人の参考にはならないとは思いますが、僕が育休を取得するまでの経緯を書きます。

育休を取るまでの話


先に1年間はこども中心でいくということを決めた


こどもができたとわかった時に、妻と話し合いました。

そして、とりあえず1年間は、「ふたりでこどもとしっかり向き合ってみよう」ということになりました。
お金をかけることはできなくても、時間と心はしっかりかけてあげようと。

そう合意に至った僕の一番の理由は、

・(お金の面はあるぶんでやるよりしかたないとして)
・こどもという未知なるものへの興味、
・なんだかんだ言っても自分中心で生きてきた自分が、こどもと向き合うことでどうなるのかということへの関心、

です。

まあ、あれこれ言ってますが、(こども好きではない自分としては)意外に楽しみな気持ちが出てきました。

ということで、「育休が取れようが取れまいが、1年間はこども中心でいく」ということを先に決めてしまいました。

育休取れなかったら仕事辞めることになりますが、そこはふたりで仕事辞めて1年旅行した経験もあったので、なんとかなるだろうと。旅行するよりはお金かからないだろうし。


会社との話


そして、社長と話をしました。

僕が伝えたことは、

・こどもができました。

・1年間は子育てを中心にやろうと思っています。

・育休という制度を使えたらうれしいですが、無理ならやめることになっても構いませんので他の人を探してください。

ということです。

会社に金銭的な負担はないとか、この分野で育休実績あればフロント企業になれますよ、のようなアピールはしていません。


ちなみに、農業法人ではなく株式会社ですが、働いているのは社長含めて4人(+農繁期のアルバイトの人)。
法制度的にはあっても、実際に育休が取れるとは思ってはいませんでした。
※権利ばかり主張するのもなっていう、中途半端に自己責任とかの考えをもった、体制側には都合のよい人間です。

その話を知り合いにしたら、
「それって、脅しですよね」
って言われました。

そういうつもりは全くなかったのですが(僕としては良心的な申し入れをしたつもりでした)、 確かに、こんな規模の会社だと(農業が人気のない職種ということもあり)一労働者もある意味力を持っているのかもしれません。 


その結果、なんと育休取得が認められました。

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会社の規模を考えたらすごいことです。
官公庁や大企業ならもっと取りやすいのではないかと思います。

育休取れなくても、と考えていたとはいえ、やはり給付金があるのは助かります。
育休中でもちょっとは働けるので、手取り額ならそんなに変わらないくらいにできます。
そのあたりのことはまた別に書きます。


※蛇足ですが、こういうことを書くと(仕事に)無責任だ、とか言う人もいるでしょう。
(でもそういう人って別に僕の人生の責任とってくれないし)なんていう反論は置いておいて、僕ら夫婦なりに考えて、葛藤もあっての選択です。







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