これを読めば素人でも田植え機に乗れる?かも②田植えなんて簡単だ。

こんばんは、たなかです。

また次回とか言って、休むと次がなくなりそうなので連続でいきます。

前回は田植え機のご紹介(ボタンやらレバーやら)でした。
今回は、実際の田んぼでの操作について書いてみます。

といっても、田植えのやり方はいろいろあるようですのであくまでも一例として。

田植えなんて簡単だ

あえて、言いましょう。田植えなんて簡単です。
田中でもできているくらいです。

もちろん、速く、美しくとかなると上手下手があるでしょうが、とりあえず植えるだけなら誰でもできます。植えるのは田植え機ですから。

そして、操作はほとんど同じことの繰り返しです。人が乗っている必要あるのかな?と思えるくらいです。おそらく、自動操縦のほうがまっすぐきれいに植えられる気がします。

・植える順番
植える順番。汚い手書きですみません。
 今回は、四角い田んぼで入り口が端っこにある基本的な形とします。山の方だとこういう形の田んぼは少ないですが、、、まあ、基本がわかれば応用できます。

 まず、外周2周分を残してその中を往復して植えていきます。※もう少し大きな田植え機だと外周一周でいいかと思います。要するに枕部分を植えるためです。

そして、外周を2周、畦際の方から。ただ、出口が端の田んぼはそのまままっすぐ出られるように、最後の直線だけは内側から行きます。

マーカーでしるしを付けます。
田植え機の両側に降りているオレンジ色のがマーカーです。
田んぼの表面にしるしを付けてくれます。
ターンして次に植えるときの目印となります。

片方を畦際に合わせて両方出すと、ちょうど2周分の幅が測れます。初めに植えるところは印ない状態になりますが。
(もしくは片方のマーカーだけ出して、往復すると植えはじめから、しるしある状態になります)



そして、マーカーが付けてくれたしるしに正面の青い光をあわせて植えていきます。
ちなみに、何か問題があるとこれが点滅して教えてくれます。
例:植え付け押してませんよ、次の列のマーカーが降りてませんよ、など。

見えますかね。水が多いと見えません。田植えのやりやすさは水の加減でだいぶ違います。

田んぼの表面が出るか出ないかくらいのヒタヒタ水がちょうどいいです。

遠くに目標を定めたほうがまっすぐいきやすいです。
まあ、曲がっても生育には問題ないのであまり神経質にならずにいきましょう。
ただまっすぐだとかっこいいだけです

右上のミラーでちゃんと植えているかチラ見しながら、様子がおかしいと思ったら振り返って確認しましょう。 

そういえば、筋トレ好きの友人が、「最もよく使うトレーニング器具は鏡です」、とか言ってましたが、この鏡は自分の体を見て悦にいるためのものではありません。
上半身裸で田植え機に乗ってるムキムキの人いたらおもしろいですけど。
「キレてる、キレてるよー」(筋肉じゃなくて苗が)


後ろを見て植えていない列があったときは、ちょっとバックしてやり直します。このときはロータのスイッチを入れてほかの列の苗はつぶしてしまいます。

長い距離走ってから気付くと、思わずため息が出ますね。どっとつかれます。


 それはつまり、苗の詰まり♪ です。
一度苗を取って、このギザギザになったところを整形するか新しい苗に積みなおしてもう一度やり直しです。

田植え機としては、ちゃんと作動して植えているつもりなので、この苗の詰まりは教えてくれません。
教えてくれたらいいのに。



田植え機がターンした枕部分。けっこうでこぼこしていますが、田植え機がそれなりにきれいにならしてくれますのでだいじょうぶです。

枕部分。植えた後。
許容範囲としてください。


※外周部分は、植えながらまっすぐ突き当りまで進んで、少しバックしてターン。次の畦に田植え機が平行になったらまっすぐバックして、後ろの畦際に作業機を下して植えていく、の繰り返しです。

外周部分の内側を植えるときは、植えた苗の列を田植え機のタイヤが踏む時がありますが、これもだいじょうぶです。気になって、手間があるなら植えなおしをしてもいいですが。

こうやって、田植え機で隅まで植えられます。

といったところでしょうか。

では、みなさんよい田植えを!

田植えなんて簡単です。

※田んぼの出入りには注意してください。横転などしないように。
あ、昨日書き忘れてましたが、デフロックは座ったとき足で踏めるところにあります。

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