風景をつくる仕事



こんばんは、田中です。

先月、日野高校に呼ばれてキャリア教育の一環らしい授業に行きました。
いろんな分野の仕事の人が来ている中のひとりとして。

その中で、農業と言う仕事のいいところを考えることがありました。

農業のいいところ。
なんでしょうか?

人によっていろいろあげると思います。

僕が日野に来て何年か米作りをしていて思うことは、
農業って風景をつくる仕事だなということです。

冬には雪に覆われた田んぼ。

春になり、 田を起こして水を入れて、田植えの準備をします。
田植え前、水の張られた田んぼは、空を映してとてもきれいです。

田植え後、稲の色は少しづつ変わっていきます。

花の咲くころには田面がうっすら白く、緑白色のように見え、少しづつ色を落として黄色くなり、黄金色の実りの季節を迎えます。

四季の変化に合わせて、田んぼの色はさまざまに変わります。

そういう変化を間近で見ていると、風景をつくっている仕事だなと思うのです。
(それがとてもわかりやすいです)


もちろん、どの仕事も風景をつくっていると思います。

灯りのついたの窓も風景の一部であるように、
人々の暮らしそのものが、風景をつくっています。




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