先週末、日野町では「木のおもちゃ」展が開催されました。
小黒三郎さん、若林孝典さんの木のおもちゃや時計の展示販売・ワークショップ、他にも町内の手工芸グループや作家さんの作品の展示販売などもあり、楽しい時間を過ごせました。
※「終わってからじゃなくて、事前に告知しろよ」というご意見も聞こえてきそうですね。すみません。
事前のご案内は僕らのブログより圧倒的に読者の多い「鳥取マガジン」のほうに書かせてもらいましたのでいいかなと思ったので(という言い訳)。でも、こっちでも紹介すればよかったですね。
ところで、ちょっとした自慢になりますが、田中家には若林孝典先生の木の時計があります。
我々が結婚したときに、妻が働いていた図書館のおはなしグループの皆さんが、プレゼントしてくれたのです。ありがとうございました!(改めて)
その時に、僕らの希望を聞いてくれたので、時計のデザインを考えたんですよね。
僕はなにを思ったか、球体の時計を考えました。イメージしにくいかと思いますが天球儀みたいなやつですね、太陽の軌道(黄道)に合わせて針が動くという斬新なアイデア。
斬新をはき違えているような……。
まあともかく、そんな僕のアイデアをうまいこと現実的なカタチにしてくださったのが、こちらの時計です。
オーダーメイドの時計(若林孝典さんの木の時計)
いいでしょ?
いや、あとから思えば(後から思わなくてもわかりますが)、球体の時計なんて見づらくてしょうがないです。それに、壁に掛けられないから天井からつるして、そうすると時には回り込まないと時間がわからなかったり、いろいろ不便ですよね。
そして、お気づきのかたもいらっしゃると思いますが、この時計はだいたいの時間しかわかりません。
一日で一周する時間の針の先には太陽と月が付いています(分針はありません)。
朝には丸い太陽が出てきて、反対側には月があるので、夜には月が出て動いていきます。
不便?
そこがいいんですよ!
だいたい時間がわかればいいんです。
というより、「だいたいの時間がわかればいいような暮らしっていいよな」、という僕らの気持ちの表れでもあります。
でも、人との約束があったりすると、「時間を守る」という教育を受けてきた我々は、この時計見た後に、スマホで時間を確認するという二度手間な行為をしていたりします(笑)
若林先生ありがとうございました(改めて)。
若林先生の工房のページ↓
工房 童(若林孝典)
※お忙しいようなので、あまり変な注文はしないように。田中の名前を出しても、特にいいことはありません(たぶん)。
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