しま(島)よえる田中たち①女木島編

今回は鬼ヶ島のご紹介。
やっほー、田中(妻)です。
8月と思えないほどの涼しさと雨には困ってしまいますねー。
お米の出来が心配です。


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8月16日朝、7時前の電車に乗って岡山を目指す。
あいにくの雨。目的地は以前も訪れたことのある「豊島」。
この島の内藤玲さんの作品が2人とも大好きなため、もう一度訪れたいなーと思っていたので。

岡山から快速マリンライナーに乗って、茶屋町で乗り換え、宇野へ。

のはずが、

「あっ、これ高松まで行くんだ」
「じゃ、高松に行こう」

とあっさり変更。なにしろ行き当たりばったりなのです。

電車では初めて渡る瀬戸大橋!


そこでふと思い出したのが、ここんとこ見たかった映画「世界の果ての通学路」がひょっとして高松でやってるんじゃ!?ということ。
調べてみるとどんぴしゃ(古い?)、やっておりました。
やっほう。

12時前には高松駅に到着。
うどん県のさぬきうどん駅にて

ということで早速、うどんで腹ごしらえ。

高松駅劇近のめりけんや
なんなのこのコシは。
香川ってどこもこんなにおいしいんですかね?

うどんを食べながら話していたら、そういや駅のすぐそばからフェリーが出ていて色んな島にいけること、さらに高松から比較的近い島「男木島(おぎじま)」「女木島(めぎじま)」にもアート作品があるということを思い出した(色々忘れすぎですね)

ご存知のかたも多いでしょうが、瀬戸内の島々にはアート作品がいっぱい。
*詳しくはこちらをご覧ください→「Art Setouchi」

行ったことない島!
アート!
わくわく!

勇んでフェリーに乗り、向かった先は女木島。


高松の町が霧の向こうに霞んで見える。

船から降りた私たちをさっそくアートな鳥たちが出迎えてくれました。

木村崇人「カモメの駐車場」

イースターとの関係がよくわからないモアイ像。



こんなのも。
秀鷹墳上「20世紀の回想」
大竹伸朗「女根」ではエゴラッピンの歌う「女根の月」も聴けます。




さて、女木島にはもうひとつ、よく知られた名前があります。
それは「鬼が島」

そう、ここ女木島こそが「桃太郎」の鬼たちが住んでいた島だというのです。
そしてここにはそんな鬼たちの住んでいた洞窟が。

「鬼の洞窟行く?」
「いやーそんな興味ない」
「だよね。とりあえず展望台だけ行っとく?」
と、島の坂道を、バスに乗らずに汗をかきかき歩いていく。

着いて一息。
そこへふらりとおじさんが登場。
「はーい、ここ洞窟入り口なー」
「ほーい、ひとり500円ー」
「きびだんご?売り切れ」


し、自然すぎて、
思わずチケットを買ってしまった!!!


ひいー。

洞窟に入ってみると、中はびっくりするくらいひんやり。
なんと15度。
どうやらここには瀬戸内をあばれまわっていた海賊たちが暮らしていたらしく、その海賊たちを「鬼」になぞらえたのが桃太郎だとか・・・。

広々してました。

オニノコ瓦プロジェクトにより作られた、香川県の中学生3,000人の鬼瓦がずらり


帰りのフェリーに乗るためにショートカットした道は途中、ほぼヤブコギに近いかんじ。
うらめしく夫に着いて歩いているとずるりと滑って転ぶ。
ううう・・・・・。

来た時と同じ、「めおん号」に乗って高松へ戻り、商店街を歩きながら映画館へ向かいます。
高松はいい感じの小ささの街。


映画館もこぢんまりながらも雰囲気あります。


映画もとてもよかった!
「何も持たずに生まれ、何も持たずに死ぬ。それが人間だよね」
とのインドの車いすの少年の言葉にどっきりしました。
ぜひご覧あれ。

夜ごはんは骨付き鳥に喰らいつき、

「おや」より「ひな」が柔らかくておいしかった。

その夜はネットカフェでそれぞれにご就寝。

四国はいいなー!

(男木島編につづきます)

展望台周辺にあり。味はほぼきゅうり。苦い。



















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