「さまよえる田中のさまよわない日々⑤」
日本海新聞という名前に、「日本海側だけど読めないぞ」ってご意見もありました。
田中の記事はここで読めるよ!
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僕たちの旅の本を作ろう
僕たち夫婦は、ふたりとも本が好きだ。
前回妻が書いていたように、ふたりの出会いも図書館というくらい。
この話をすると、「すてきねー」と言われることが多い。
しかし、図書館は本を借りたら返すの繰り返しで、自然と何度も通うようになる。下心はなくとも、自然に司書さんとも仲良くなれるのではないでしょうか。
だいぶ話が脱線してしまったが、本が好きな僕たちは、旅のことをまとめた本を作ろうと思った。
いろいろと調べてみると、電子書籍であればほとんど費用はかからずにできるらしいが、やはりカタチのある本が作りたかった。
まずは、企画書を書いて、旅の本を出しているところや、僕たちの好きな本を出しているところ、そして地元の出版社などにあたってみた。
しかし、持込の企画は受け付けていないというところがほとんどであった。
返事があったとしてもだいたいこんなかんじだ。
「出版業界非常に厳しいです。田中さんのような知名度のない方の本は、なかなか売れません」
要するに企画出版は無理ということ。
自費出版はお金がかかる。
安くできるところもあるけれど、妥協してそれなりの本を作ってもしょうがない。
一度はあきらめかけたが、あらためて妻と話し合った。
やはり本は作りたい。
そして、お金はかかっても納得のいくものを作ろう。
直接会ってやりとりもできる地元の出版社で、本を作ることに決めた。
それから、出版予定日から逆算してスケジュールを組み、毎晩少しずつ原稿を書いていった。
旅のあいだほぼ毎日更新していたブログを読み返し、各国印象的なエピソードを中心にまとめる。
撮りためた写真の中から、本に載せるものを選ぶ。
目次を作って、旅情報やコラムを書き足す。
旅を振り返り、文章を書く作業は楽しかった。
忙しいながらも、とても充実した日々であった。
そして、ついに僕たちの本ができあがった。
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と、現在⑤回まできました。
残り5回。
月一回なので、みなさんお楽しみに。
3月分もそのうち載るかも。
最後まできちんとかけますように。
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