寒い日が続いておりますが、みなさま元気にお過ごしでしょうか?
さて、前回の投稿でも書きましたが、田中sは年末年始瞑想にいっておりました。
瞑想と言ってもいろいろとありますが、僕らが参加したのは、
ヴィパッサナー瞑想の10日間コースです。
「瞑想に行きます(行ってました)」
と言うと、
「なにそれ?」
「なんで」
というような反応で、
さらに聞かれて
「10日間スマホや本なんかも見たらいけないし、人とも話をしないでひたすら瞑想する」
とでも言おうものなら、
「大丈夫なの、それ?」
「新興宗教?」
などと言われたりします。
ヴィパッサナー瞑想というなじみのない名前なのも偏見のもとかもしれません。
聞かれたら答えるようにはしていましたが、なにせ説明が難しくて、途中からは、
「座禅(みたいなもの)です」
と言っていましたが、
「どこでするの?」
「京都です」
「どこのお寺さん」
「お寺ではないんです。瞑想センターがあって~」
と話していくと、「怪しい」と思う人も多いようでした。
まあ、逆の立場なら僕もそう思ったかもしれません。
お義姉様(妻の姉)にいたっては、
「みんなで大麻とかやってるんじゃないよね」
などと心配してくれました。
ちょうど、そういうニュース多かったですからね。
ともかく、そのような偏見も多かった瞑想ですが、僕らは参加してよかったと思っています。
感じ方や、体・心の変化は、人それぞれでしょうし、
具体的な瞑想方法についてはきちんと伝えられないとよくないので詳しくは触れませんが、
おもにコース中の生活などについて書いてみようと思います。
まず、ヴィパッサナー瞑想とは?
物事をありのままに見る、という意味があるヴィパッサナー (Vipassana) は、インドで最も古い瞑想法のひとつです。2500
年以上前にゴーダマ・ブッダによって再発見され、あらゆる病を治癒する普遍的な解決法、 生きる技として多くの人に伝えられました。
宗教を持たないこの技術は、あらゆる心の汚濁を取り除き、解脱という究極の目的を目指しています。「癒し」の目的は、単に病を治すだけではなく、人類の苦悩を取り除くことにあります。
ー日本ヴィパッサナー協会のページよりー(以下引用は同ページより)
ということでこれは、ブッダが悟りを開いた瞑想法、宗教とは関係のないもののようです。
実際、宗教宗派問わず、誰でも参加できます。
コース中には守らなければいけない規律があります。
基本的なものは、
-
生き物を殺さない。
-
盗みを働かない。
-
切の性行為を行わない。
-
嘘をつかない。
-
酒・麻薬の類を摂らない。
という5戒。
聖なる沈黙
すべての生徒は、コースの開始から最終日の午前中まで聖なる沈黙を守らなければなりません。聖なる沈黙とは、身体・言語・精神の沈黙を指します。ジェスチャー、手話、メモ書きなど、一切のコミュニケーションは禁じられています
ただし、指導者とは必要なときに話をすることができますし、食事、宿泊設備、健康などの問題があるときは、マネージャーと話をすることができます。
他にもいくつかあります。
そして、このような規律を守りながら、ひたすら瞑想します。
コースの時間割
下記のコース時間割は、修行を継続して行うことができるように考えられたものです。修行から最も良い成果を得ることができるよう、できる限り時間割に従って下さい。
というとおり、朝から晩まで、食事と休憩の時間以外ひたすら瞑想です。
あ、夜に講話の時間ありましたね。
この時間割を見て参加したい人ってどのくらいいるんだろう?
と思ってましたが、ちょうど年末年始は1番休みが取りやすいからか男女とも予約一杯でした。
スタッフも入れて各40人くらいいたでしょうか。
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