田植えまでに一つの田んぼに何回行くの?

こんばんは、田中です。

イベントに出店のことや、講演のことや、影絵のことなど書いていますが、一応私の現在の本業は、農業(稲作メイン)です。

そういえば、
「狩りから稲作へ」/(レキシ)という歌がありましたが、あの気持ち、ちょっとだけわかる気がします。

不安定でスリリング、でもエキサイティングな日々から、愛する人のために安定した生活へと至る男の葛藤。
ー涙ぬぐって狩りから稲作へー


さて、世間はゴールデンウイークらしいですが、こちらは田んぼの準備が忙しい時期です。
僕らの住んでいる日野町でも、早いところでは田植えが始まりました。

(僕のところは、まだ周りからだいぶ遅れています)

ところでみなさん、田植えまでにどのようなことが行われるかご存知でしょうか?
簡単に紹介します。

※地域によって呼び名は多少異なると思われます。やり方も一通りではありません。

・水路掃除(集落の共同作業。3月後半から4月の土日はだいたいつぶれる)

・畔塗り(水を入れたときに漏れないように、畔を塗り固める。もしくはシートを入れる)

・肥料散布(風向きにより肥料の粉を浴びて不快)

・荒起こし(トラクターで田んぼを耕起。柔らかい田んぼでははまる恐れあり)

・田んぼに水を入れる(自分のところにばかり水を取ると顰蹙をかうので注意。でも、ただのお人よしではいけません。なかなか水がたまらないところは何度も行かないといけません)

・代かき①(荒代:水を入れた田んぼにトラクターで入り、土を細かく平らにする)

・代かき②(植代:田植えの2~3日前にもう一度代かきをする)

・田植え

※コメントいただきましたが、草刈りもありましたね。

各作業の詳しい説明は今回は割愛します。
余裕と要望があれば、書くやもしれません。

これと並行して苗を作っていきます。

1枚の田んぼに何回も入るんです。
大変です。
田んぼによって条件が違って、山の方の田んぼは小さくて変な形をしていて手間がかかります。
またお前かというかんじ。


今はトラクターがありますが、昔は牛を使ってやっていたという・・・
尊敬しますね。

というわけで、米農家はゴールデンウイークは忙しくて、トラクターに乗りながら、ツーリングしているバイクの皆さんたちを眺めているわけです。

今日もいい天気でした。


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