育児に参戦している男性なら、一度はこう思ったことがあるのではないでしょうか?
「乳が出たらいいのに」と。
いや、ないですか?
※でも、母乳に対して父乳。フニュウとでもいうのでしょうか?腐乳っぽくて嫌ですね。不味そうだし。
田中(夫)がこう思った理由としては、
・妻の負担が減らせる。
いくらかわいい(と、やたら妻は言っている)わが子でも、四六時中求められると疲れるときもあるでしょう。眠たいときもあるでしょう。
「苛立つことは今のところない」と言っていますが、余裕がなくなってくるとそう思ってしまうかもしれません。
そんな時、「父にも乳が出れば」
ミルクを飲ませたりはするんですが、妻は母乳をがんばっているので、やたらとあげるわけにはいきません。
あ、これは仮に乳が出たとしてもおなじことか。
・好奇心
授乳中、とても幸せそうに見えるときがあるんです。
そういう時は、こどもとの一体感もすごいです。
父としては、ミルクをあげていてもそこまで至りません。
もし、「父にも乳が出れば」
どんなかんじかわかるんじゃないでしょうか?
というようなことを、助産師さんが新生児訪問に来た時に話していると、
「乳首出てる?」
と聞かれました。
「なにを聞いてくるんだこの人は?」
と思いつつ、「はあ、まあ、陥没はしてませんね」
と答えると、
「お母さんいないときに、吸わせてみたらこどもが安心して寝た、っていうお父さんがいたよ」
※ベテランの助産師さんなので、いろいろと変わった親も経験しているようです。
いるじゃないですか。パイ、オニアが。
やってやれないことはないんだ。
(出るかどうかはべつとして。というか、男性で授乳できるくらい出る人は、病院で診てもらったほうがいいらしいですよ)
しかし、実際やってみようとすると、これはかなりの勇気を要する行為です。
やったっていう人すごいです。
なんというか、父として、やっちゃっていいのかという躊躇。
それに、ちびっこピラニア(こども)に乳首を傷つけられる恐怖もあります。
我が子もかわいいが、我が身もかわいい。という葛藤。
※実際母乳で育てている人で、乳首きれたというような話を聞くだけでも痛そう。
それでも、妻の目を盗んで、挑戦してみました。
泣く我が子を胸に抱いて、、、(わたくしが泣かせたわけではなく、泣いていたんですよ)
恐る恐る近づけてみます。
するとどうでしょう。
腕を突っ張り、背中をのけぞらせての全力拒否!
大きくなった泣き声に気付いた妻に、
「なにしてんの!?」
と叱られ、、、
シッパイに終わりました。
でも、挑戦を終えた今としては、
こどもに全力で拒否されたというショックよりも、安堵感のほうが勝っています。
(道を踏み外さなくてよかった。いやそんなことではなく、一応トライはしたんですけどねっていう言い訳ができる←いったい誰に?)
今後もし再び勇気が湧いて、万が一にも成功したなら、絶対にここには書きません。
パイのオニにゃア、なれませんね。
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