上野千鶴子さんと田中。




上野千鶴子さんにさまよえる田中を進呈。

こんばんは、田中です。

今日は、日野町で開催された上野千鶴子さんの講演会に行きました。

主催の方は心配されていましたが、会場はほぼ満席でした。
日野町にこれだけ人がよべるなんて!

上野さんさすがです。


講演のタイトルは「老い方上手」

上野千鶴子さんと言えば、日本を代表するフェミニストという肩書で紹介されることも多いですが、近年は、介護・ケアの問題についても研究範囲を広げ、その分野での著作も多く出されています。

データとご自身が取材された豊富な実例。
時々毒を含んだ?ユーモアを織り交ぜ、(難しいテーマなので単純には言えないけれど)楽しいお話でした。

施設に入る理由が、同居家族なら、若いほうの世代が家を出て近くに住み訪問介護?をすればいい。在宅ひとり死(孤独死ではない)を支えてくれる介護の選択肢はすでにある(地方差は大きいが)。


家で死ぬための費用も様々。生活保護を受けているような人(男性おひとり様)でも、最後まで家でケアを受けて死ぬことができた、という例。

などなど。


「どういう最期の迎え方をしたいのか?」

昔は、家で、子や孫に見守られながらの大往生、というようなイメージがあったかもしれませんが、今やそういう最期を迎えるのは難しい。
これは、介護する側(看取る側)の事情もありますし、本人の意思もあります。

死に方についても、様々な考えを持つ人がいますよね。

そして、それを支える体制・選択肢も少しづつ増えてきたんだな、ということを感じました。

ふと思ったんですが、子育てと介護って大事なことは似ているのかもしれません。
こちらの都合より、できるだけ相手の希望を叶えてあげるようにしたいなと、話を聞いていて思いました。

まあ、自分が当事者になった時に、どこまでできるかは、、、わかりません。
あまり期待しないでね。


※講演のあとには、茶話会があり、みんなが遠慮?されていたせいか、上野さんのとなりに座ることに。権威にすりよっていったわけではありません。

上野千鶴子さん、話しも上手ですが、聞き上手ですね。

(若干びびって緊張していましたがってのは内緒)、直接話しができて楽しかったです。

サインもいただきました。






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